僕が華の金曜日を楽しめなくなった理由
こんばんは。
先日、若いお客さんと話していた時の話です。
「うちの先輩、上司の目が死んでいる。
土日を待ち望んで仕事をこなし、金曜になったらウェーイと言いながら、いそいそと飲みに出かける。
月曜日にはうなだれてまた土日を目指して働く。
この5+2日のサイクルがあと何十年続くのかと思うと、これでいいのかと感じた」そうです。
彼は入社半年の新卒の子なので、このままでいいのか判断するのにはまだ早い気もしますが、それはおいといて。
僕も社会人になって10年経ちましたが、学生の頃の輝きはかなり減りましたね。
そう、僕も新卒の頃は毎日の様に会社の誰かに連れ回されて飲みにいってました。
それはそれで楽しかったです。
年上の人や役職が上の人と話せる機会なもんですから、「社会人とはかくあるべし」みたいな今思えばくだらない講釈をフムフムホォホォと聞いていたんですよ。
でも、いつからか金曜日が楽しくなくなったんですよね。
この新卒のお客さんが言う様に、
一定のサイクルを繰り返すだけの日々になってしまってるなという感覚を覚えたんです。
アホみたいに飲んだ金曜日は、昼まで寝て、しんどくて一日潰れる。
日曜に回復したと思ったらすぐ月曜日。
なんだか無駄に過ごしてんなぁって思ったんですよね。
他には、平日飲んだら次の日は意地でも会社に来てから、外回りと称してサボりに行けばいいなんてアドバイスをいただいたり。
居酒屋では、知らないおじさん達が愚痴を言う。
会社員ってなんだかコントみたいだなぁって思ったらバカバカしくなって来たんですよね。
それに、週末に飲みにいくという行為が、習慣になってしまっている事に気がついたんですよ。
朝起きたらとりあえず歯を磨くみたいな。
これはやばいと思いましたね。
何も考えずに習慣として一定のサイクルにはめ込まれてるって気がつきました。
他にも一定のサイクルで来るものは、
給料日ってのもありますよね。
僕は給料日だからと言って飲みにいったりもしませんし、贅沢もしません。
そもそも給料日を意識しない様にしています。
お金が入った→嬉しいという感覚をなるべく持たない様にしようと。
会社の仕組みにはめ込まれない様に気をつけています。
勿論、給料はありがたいですよ。
営業成績によらず毎月決まって一定額が入ってくるんですから、安定的に生活が出来るんですよ。
でも、脳は考えるのを辞めてしまうんですよね。
このままでいいや、って。
思考停止が一番怖いなぁ。
というか、題名からはだいぶそれてしまいましたが、
結局のところ、
思考停止になる習慣が嫌だったという事ですね。
それじゃあ、また。