「35歳の教科書」を読んで
こんばんは。
さて、最近僕は本を読む様にしています。今までほとんど読んできませんでしたが。
これからの人生に悩み、何かの糸口を見つけたくて本を探し求めています。
ただ、この行為は意味がないことはわかっています。答えは自分との対話の中でしか生まれません。
ただ、考え方が楽になったり前向きになれる事が多いのでそういう意味で本が好きです。
そんな最近読んだ中の一冊を紹介したいと思います。
「今から始める戦略的人生計画
35歳の教科書」藤原和博
簡単に紹介しますね。
1.これからの時代は、人と違う事が武器となる。
2.正解のない答えに対して納得出来る回答を導き出す力が必要である。
3.常識を疑え。
4.とにかく打った方が勝ち。何回でも打って修正せよ。
5.5年、10年先でもしていたい仕事を思い描け。
って事です。
全体を通じて言われている事は「フリーエージェント社会の到来」でも言われてる様に、
個性が武器となる時代
という事。
昭和の時代の成長経済では、みんな一緒に経済を盛り上げていって、おきまりの成功パターン(結婚、車、子育て、マイホーム、老後の自由自適な生活)を夢見て、がむじゃらに働いた事でしょう。
今では、年金の破綻や定年退職の年齢延長や先の見えない経済などで不安定な世の中。また、個人の趣味嗜好が細分化されていく時代。
大きな成長パターンが描きづらくなってるんですよね。
そんな中でみんなと一緒の生き方をしてその人に合った生き方なんでしょうか?
そんなことは無いんですよ。
今は個人がYouTubeやブログで個性を発揮できる時代。
同じ会社の同じコミュニティに所属してるだけでは、個性なんてものは没してしまいます。
家を買えだの、車を買えだのと言われたところで、これだけカーシェアみたいなシェアエコノミーが発達してきてるのに
、負債になるものは買えませんよね。
だからと言って最近流行りのサラリーマンをディスをやっているわけではありません。
企業の中でも、学ぶことは多い。
企業の中でないと学べない事もある。
個性を発揮し、組織に依存しないけれども企業と寄り添っていける生き方を提唱されている点は好感が持てました。
でも、結局は個人の力が大事です。
会社の名刺を使わなくとも仕事ができますか?
この問いに僕は「はっ」としましたね。
打ち込んだものが無い。
趣味や人脈も無い。
スキルや技術も無い。
20代の内にこの本を読みたかったと思ったわけです。
まぁ、でも過去は帰ってきません。
僕はこの本を読んで今までの生き方を非常に悔いました。
そして、これからの人生を豊かにしていくために努力をしていかないといけないと強く感じました。
今が一番若いと思ってこれからを生きていきます。
それじゃあ、また。