副業することを家族へ説得するには、安心感を与えるべし
こんばんは。
僕が毎日読ませていただいているブログにこんな記事がありました。
サラリーマン全滅社会とは、なんともショッキングな内容です。
とはいうものの、アメリカでは既に起きている流れですね。
ダニエル・ピンクの「フリーエージェント社会の到来」という著書では、
個人が会社に属さず稼いでいく社会を記しているんです。
僕はそれを読んで記事にしています。
もう10年前の本ですが、その時代がとうとう来たかという感じです。
僕自身も今の仕事状況に不安があり、会社にぶら下がってしのいでいく生き方には限界があるだろうなと思っています。
サラリーマンであるリスクには、
仕事面では、
・日本市場は縮小していく一方で、売り先は海外比重が半分以上を
占めるようになってきた。海外展開つまり海外転勤もありうる。
・部署の統廃合により、自分の知識・経験が活かせなくなるリスク。
家庭では、
・転勤族はマイホーム購入などのライフプランが立てづらい。
・家族(特に子供の学校)のコミュニティへの帰属が希薄になりがち。
売れ続ける製品を扱っている部署もしくは会社であればいいと思いますが、もはやそのような場合は、ごく稀です。
僕の扱う製品は、生産ラインに使用いただく重要な機器なため、製品のライフサイクルは20年サイクルぐらいとかなり長いのです。
製品寿命が長いですが、その変わり新陳代謝が悪く、画期的なものが出るわけでもありません。さらに競合製品が改良を加えることで我が社の製品を食ってきています。
斜陽製品を扱う者としては、泥舟に乗っている気分なわけです。
なので、僕は副業をすることを決意しました。
そして、妻に告げたわけです。
ここからが本題。
妻「勝算はあるの?」
僕「・・・いや。なんとかなる。」
妻「副業に時間を割くことで子育ての負担が増えてしまう。それについてはどうか?」
僕「・・・無理のない範囲で協力する。」
ノープラン!アウト!
全くもってノープランでした。
根性論が嫌いな僕が根性論で乗り切るつもりだったわけです。
返り討ちにあい、打ちひしがれている僕に某氏のメルマガが心にささりました。
誰かを説得するには、
何をしてそれがどうなっていくのか。
なぜ独立をするに至ったのか。
失敗した時のバックアッププランは
あるのか。
説明をする時は、安心を与えるのが一番。
安心させるための材料として
・期間限定
・期間内の経済的保証
・バックアッププラン
を準備して交渉にあたる。
一部抜粋しています。
この例は独立ですが、説得するという全ての事例に適応出来ると思っています。
僕は、
•半年間という期間で、(期間限定)
•会社員をしながら副業をしたいが、(経済的保証)
•バックアッププランを用意していませんでした。
家族の負担増加を考えていたけれど、バックアップする案が不十分だったというわけです。
一日のスケジュールを流してみても、
平日は仕事で夜の1時間ぐらいしか時間が取れないし、
土日はほぼフルで家事・育児にコミットすることになりそうです。
もう寝る時間を削るしかない。
そういう結論にいたりそうです。
僕の提示するバックアッププランは、僕の体力の限界までやるから、
家族の負担は増えないようにするというものです。
書いていて、なんだか少し憂鬱になりますが。
もしくは、お金で解決できる部分は、惜しみなく使うとかですかね。
調理家電や掃除ロボットを買ったり、食事を外食などにするとか。
所変わって、金の使い所という点ではこの動画が参考になりました。
この動画は、視聴者がyoutuberのスーツ氏に対して500万円を支援してほしいという
依頼に対してのスーツ氏の回答動画です。
なかなか香ばしい視聴者の依頼に対して、紳士に丁寧にそして着実な方法を回答されていて、好感がもてるんですが、動画内で、
「金の使い所とは、儲けられるという確証のあるところにのみ使うべきなのだ。」
という発言があります。
自身の強みを把握し、この分野であれば間違いないという確証を持って参入していく。
これこそが金の使い所であるから、儲ける方法を提示できないただの乞食には金は与えられないのだよ。というものです。
人を説得するには、論理的に具体的にバックアッププランを示して、
交渉すべきだなと思いましたよ。
それじゃあ、また。