満足できる家が絶対に見つからない物件探しの方法
転勤が決まってからというもの、毎日毎日賃貸物件探しをしています。
今では家族がいる分、独り身の時とは違って自分だけの好みだけで家を選べない事がかなりストレスとなります。
それに加えて家具は多いし、妻の好み、子供を育てる上での周囲の環境を考慮すると条件が幾重にも重なりがんじがらめの状態です。
会社の住所がかなり微妙で都心から一本電車を乗り継ぐ必要があるため、通勤にかなりの制約が課されてしまいます。
そのため、地元大阪だけでなく他府県からの通勤も考慮して物件探しをするほどに迷走してしまっています。
そこで、僕が陥っている部屋探しの方法を紹介しますので、決してこの方法を取らない事をオススメします。
基本的には、SUUMOやHOME'SなどのWEBサイトで希望の条件を入れて、物件探しをするのが定石だと思うけれども、それだけでは周囲の環境やマンション個別の評判まではわかりません。
そこで、マンション口コミ サイトの「マンションノート」。
これは、一般人が口コミを書き込んでおり、閲覧するのに無料プランと、有料プランがある。
無料プランは、自分の住んだことのある物件の口コミを書き込むと100文字で1ポイントゲットでき、1物件の口コミを1ポイントで読める。
なので、ポイントを得るために沢山文字数を使って、書き込むわけです。
まぁ、手間なんだけれども、必死こいて物件口コミを読みたいから仕方ない。
有料プランは初めて引越すときぐらいでいいと思います。金額は忘れた。
マンションノートがいいのは、その地域の口コミまで書かれているということ。
また、そのマンション自体に口コミがなくとも近隣のマンションの口コミを見ることで、大体の地域の雰囲気がわかる。(地域住民や環境など)
あとは、グーグルを使って、「マンション名+口コミ」「マンション名+評判」と検索していけば良い。
近くに分譲マンションが建っていれば「すてき空間」というサイトで口コミをタダで見れる。
こちらにも周囲の環境(騒音、臭い、空気、住民など) の情報が書かれている。
他にはグーグルマップで物件周りを見て、以下の項目がある場合は避けた方が良い。
公園近く → 虫が多い。夏にセミがうるさい。特に大きな公園だと人も多い。
川近く → ドブ川なら臭う。夏に蚊が多い?
火葬場 → 縁起が悪い。
墓地 → なんか出そう。
警察近く → 出動時にうるさい。
消防署近く → 出動時にうるさい。
病院近く → 急患受入れ時、救急車がうるさい。
幹線道路沿い→ 車がうるさい。
学校近く → 子供がうるさい。
保育園近く → 子供がうるさい。
山の上 → 坂が多い。
元工場地帯 → 土壌汚染。
元々、沼や池だった → 地盤沈下の心配。
これらの条件を物件ごとに全て確認します。
そうしていくと、理想とは言わないまでも満足もいかないし、納得すら出来ない物件探しとなるわけです。
もはや、分譲を買うしかないかも、と頭をかかえております。
なので、オススメの方法としては、やっぱり人に頼る事です。
すぐさま物件の条件だけを賃貸屋さんに投げて、
ざっくりと物件を探してもらいましょう。
その時、住みたいと思ったエリアの賃貸屋さんに片っ端から投げましょう。
僕のオススメは、「ミニミニ」です。
今までアパマンや賃貸住宅サービスや地元の謎の不動産やとやり取りしたことがありますが、正直ミニミニ以外はやる気がありません。
ミニミニは、物件の候補を出してくれるまでの時間が早いです。
朝に連絡すればその日のうちに候補をメールしてくれます。
レスポンスが早いですし、候補もこちらの条件をかなり考慮してくれます。
その上で、家賃を高めにしたり、駅からは遠いけどこういういい物件がありますなどのプラスαを出してくれるので、僕は今までの引っ越しは全てミニミニでお願いしています。
それと、「転勤が決まったら早急に現地に行って物件を見る」ことです。
写真だけでは周囲環境はわかりません。
思ってた以上に道が狭いとか、人が多いとか、うるさいとか。
実感として得られた感覚から、その街が住むのに値するか否かを判断すべきです。
というか、色々と書いてはいるが、僕の場合、
妻の「駅から徒歩10分以内」という条件 さえ15〜20分に緩和してくれれば、もっと幅広く選べるのになという事にいきつきました。
なぜ駅近くがいいのかは、よくよく聞くと、
「実家に帰る時に便利」
→そうそう帰らないでしょ?
「働きに出た時に駅近くだと便利」
→二人目を考えてるならどうせ働けないでしょ?
「友達と遊ぶ時に便利」
→月に何回遊びにいくのよ。
正直、どれも1年に何回あるのでしょう。
僕は毎日通勤するわけで頻度が違いますね。
「だったら、タクシー使えば?」ってことに昨日なりました。妻もさすがにその条件があると物件がない事は理解したようです。タクシーも毎回使ったところで何万もかからないでしょう。
結局のところ、「妻の希望をすべて聞くこと」が何よりも愚かな選択だったというわけです。
それじゃあ、また。