選択肢は多い方が迷ってしまう。Appleの株価低迷について。
こんばんは。
Appleの時価総額が世界一から一時陥落したとのニュースがあります。
企業時価総額でAppleが一時的に首位陥落。Microsoftに8年ぶりに抜かれる | ギズモード・ジャパン
最近のアップルは正直迷走してます。
ラインナップがめちゃくちゃだと思いませんか?
iPhoneだけでも、
iPhoneXS MAX,XS,XR
iPhone8,7
macノートは、
macbook12inch,
macbook pro13,15inch
デスクトップは、
iMac,iMac pro,mac mini,mac pro
もうアホなのかと。
iPhone4が出た時なんて1機種だけで黒色しか無かったし、白色が出るってだけでみんな歓喜していたのです。
白色は延期したんですが、理由が「塗装が難しくて上手く出来なかった」ですよ。
でも最高のモノがが出来たよって売り出すんですよ。
そうか!そんなにいいなら買うっ!って僕は飛びついた訳です。
(iPhone4は訳あってすぐ売りましたけど。)
アップルには選択肢が少なかった。
けどそれにリソースをブッ込んで、最高のモノを作ってくれた。
それに延期してもそこにストーリーをもたせて買う人に理由づけしてくれた。
アップルを一度追い出されたジョブスが、アップルに戻って来てから最初にやった事は、ラインナップの整理です。
人は選択肢が多いと迷うんです。
気が散るんです。
ラインナップを増やすという事は、客の意向を聞きすぎているにすぎません。
アップルはもっと傲慢であっていいと思います。
「俺らが思う最高のデバイス作ったけど、お前ら欲しいっしょ?」
みたいな上から目線。
ラインナップを極限まで絞って買う人を選別する。
だから、欲しい人しか買わない。
だから、買った人は満足できた。
アップルは一つのモデルを大量に作るから材料も大量に買うことができる。
大量に買うと材料メーカーに対して、値切る事が出来る。
スケールメリットが半端なく効くんですよ。
製造業では原価が全てです。
安く作って高く売る。
ガラケー時代に日本のメーカーが毎年4回もモデルチェンジしていた時、アップルは年1回の新作発表。
それにフルモデルチェンジは2年に1回でした。
同じ形を作り続ける。
同じ金型を使える。
原価が限りなく少なくなっていって売れば売るほど利益がでるやり方です。
ガラケー大好きだった僕は、アップルすげえなって思いました。
1機種で2年も戦えるなんて。
だから、アップルには原点に立ち返って欲しいのです。
それじゃあ、また。